本日、デイヴィッド・アッテンボローの最新作であるLife in Cold BloodのDVDがAmazon.co.ukから届きました。本体14.45ポンド+送料3.58ポンド=合計18.03ポンドでした。
この番組は両生類と爬虫類の番組で、2005年の暮れから製作が始まりました。この年の12月に昆虫その他の小動物の番組Life in the Undergrowthが完成しましたが、当時79歳のアッテンボローさんはクリスマス過ぎに早くも次の番組製作に取り掛かりました。2006年5月8日、ガラパゴスで80歳の誕生日を迎えています。そして、2年と少しの歳月をかけて、この番組が完成しました。
内容は、以下の5話です。
Episode 1:The Cold Blooded Truth
Episode 2:Land Invaders - Amphibians
Episode 3:Dragons of the Dry - Lizards
Episode 4:Sophisticated Serpents - Snakes
Episode 5:Armoured Giants
実は、去年の12月12日の記事で、この本の書籍について取り上げましたが、その内容は6章だったので、番組も6話だと思っていましたが、カメとワニを同じシリーズに組み込むことによって、5話にまとまっていたわけです。アッテンボローさんの著書は番組内容とだいたい一致しているので、フェイントでした。
早速、第1話と第2話を見てみました。アッテンボローさんの番組には個性があり、それぞれタッチが微妙に異なるのですが、この番組のタッチは前作Life in the Undergrowthに似ており、BGMも似ていました。おそらく、同じ製作スタッフが係わっているのでしょう。
81歳のアッテンボローさんは年齢を感じさせないほど精力的にフィールドに出ていました。前作ではさすがにお年を召されたような印象がありましたが、今回の作品では却って若々しくなったようでした。
番組の質も驚くほどハイ・クォリティーでした。特に第2話の両生類特集は目を見張るものがありました。例えば、アフリカウシガエルの父親はオタマジャクシを育てるのですが、オタマジャクシのいる水溜まりが干上がりそうになると、近くの大きな池のつながるように運河を掘り、オタマジャクシを誘導していました。おそらく知能ではなく、本能のなせる技だと思いますが、とにかく驚異的でした。また、南米のヤドクガエルの一種は父親がオタマジャクシを背負って、ブロメリアの葉に溜まった水の中に移し、母親が未受精卵を産み、それがオタマジャクシの餌になります。このように、動物たちの生態がいかに面白いか、アッテンボローさんはそれをどうしたら視聴者に訴えられるか、実によく心得ていて、番組製作に活かしているのです。
番組の終わりにメイキングがありました。それによると、カエル類はツボカビ病に脅かされており、絶滅の恐れがある種が多くいます。パナマのゼテクガエルもその一種で、撮影が終わったあと、地元の研究者によってすべて保護され、病院に収容されました。
なお、本日はAmazon.co.jpに注文していたArt of Falconryも届きました。13世紀に神聖ローマ皇帝のフリードリッヒ2世の著した鷹狩りの本を後に英訳したもので、700ページ以上の大著です。いずれは鷹狩りについて調べるつもりなので、役に立つと思います。
[追記]この記事を書いたのは、2月27日ですが、下書き状態で放置していました。1月25日の記事に3月14日にやこさんからコメントをいただきましたが、イギリスでは番組放送よりも先にDVD発売されたようですね。 (3月20日、記)
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