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2009年6月10日 (水)

Les fraises de Grouchy

昨日、Amazon.frに注文していたGerard le Tulzo著のLes fraises de Grouchy ou les secrets de la defaite de Napoleon a Waterlooが届きました。本体16.00ユーロ+送料14.90ユーロ=合計30.90ユーロで、以前、送金しておいた郵便為替で購入しました。4月17日に注文したのですが、そのときは品切れとかで、6月5日に出荷され、昨日になって到着しました。

この本は今年の新刊で、ペーパーバックの161ページです。著者について、最初は職業軍人かと思ったのですが、Ecole des Francs-Bourgeoisの講師で歴史担当だということでした。内容に関しては、仏語圏で数あるワーテルロー本の1冊なのですが、グルーシー元帥の行動を中心に解説されています。英語圏で1905年に出版されたHyde Kelly著のThe Battle of Wavre and Grouchy's Retreatに相当するものと言えるでしょう。ぼくは「ワーテルローだけの男」ですが、いわゆる“モン・サン・ジャンの決戦”よりも、リニー、カトル・ブラ、ワーヴルなど、他の場所で行なわれた戦闘のほうに興味があります。遭遇戦や追撃戦にも興味があるので、6月15日のシャルルロワやフラーヌ、17日のジュナップなどでのできごとについて書かれた本があったら、是非とも読んでみたいものです。

本書では、最初のページに登場人物の解説があります。フランス軍がナポレオン、スールト元帥、ネイ元帥、ドル―オ将軍、そして主人公たるグルーシー元帥、その麾下のジェラ―ル将軍、ヴァンダム将軍、エグゼルマン将軍、パジョール将軍です。イギリス軍がウェリントン公爵のみ、プロイセン軍がブリュッヒャー元帥とグナイゼナウ将軍です。内容は、6月14日の戦役開始に始まり、リニーを経て、あとはジャンブルーにおけるグルーシーの行動へスポットが当たります。ここで、グルーシー軍とプロイセン軍の動向についてかなり詳しく書かれているようです。モン・サン・ジャンでの決戦にもざっと触れられていますが、それよりもワーヴルでの勝利に一章が割かれています。まだ目を通したわけではありませんが、相当に読みごたえがありそうです。コミケ本でワーヴルの部分を執筆するまでに、しっかりと目を通しておくつもりです。

2009年6月 5日 (金)

Official Bulletins of the Battle of Waterloo

本日、AbeBooksで注文していたOfficial Bulletins of the Battle of Waterloo in the Original Languages, with Tranlations into Englishがイギリスの書店から届きました。ワーテルロー戦役に関して、各国の公式報告書を1849年にJohn Palfrey Burrellが英訳したもので、今年になってから復刻版が出たのですが、Amazon.co.ukでは既に売り切れだったので、AbeBooksで購入した次第です。本体13.91ドル+送料15.20ドル=合計29.11ドルでした。

内容は、以下の通りです。

Dispatch from Field-Marshal the Duke of Wellington(+仏訳)

Dispatch from Lieutenant-General Don Miguel de Alava(+西語オリジナル)

Official Report of the Operations of the Prussian Army, by oeder of Field-Marshal Prince Blucher(+独語オリジナル)

Extract from a Dispatch of Lieutenant-General Charles of Alten(+独語オリジナル)

First Report of H.R.H. the Prince of Orange(+蘭語オリジナル)

Second Report by the same(+蘭語オリジナル)

Austrian Account(英文のみ)

Copy of a Letter from General Count Pozzo di Borgo(英文のみ)

Bulletin by Napoleon(+仏語オリジナル)

Letter of M. Marshal, Prince of Moskowa(+仏語オリジナル)

Report addressed to the Emperor by Marshal Count Grouchy(+仏語オリジナル)

これらの報告書は今まで買い漁った文献で既にお目にかかったものばかりですが、今回の本では原文も紹介されていたのがありがたかったです。もっとも、今のぼくに読めるのはフランス語だけですが。ドイツ語はいずれチャレンジしてみるつもりですが、スペイン語やオランダ語を学習することになるのかどうかは、まだわかりません。

2009年6月 1日 (月)

ネコの牙

今朝がた、またネコの夢を見ました。一昨年にネオタが他界し、去年、チビタが新たな家族となったものの、生後1年で短い生涯を閉じ(原因は不明でしたが)、今年になってまた新しく子ネコを拾った、というものでした。その子ネコはチビタに似ていたものの、上顎の牙がいずれも折れてはいませんでした。ネオタは上顎の右の牙が折れており、チビタは左の牙が折れていた、という設定になっていたのです。目が覚めて、チビタは生きており、新しい子ネコは架空の存在であったことに気づきました。チビタが無事であって良かったものの、夢の中で新しい子ネコに会ってしまったため、複雑な気分でした。

実は、チビタの牙は折れていません。ネオタの上顎の右の牙が折れていたのは事実です。それでは、上顎の左の牙が折れていたのは、去年の1月に他界した野良ネコの「くろちゃん」でした。「くろちゃん」が我が家の人間、特に母になついていたせいか、飼いネコであるかのような潜在意識を抱いており、このような夢を見てしまったのだと思います。満20歳まで生きたネオタはともかく、推定9歳だった「くろちゃん」はまだ余命があったと思われるので、気の毒ですが、チビタが無事生きていることがわかって、ホッとしました。

ネオタに関しても、似たような夢を見たことがあります。ぼくが高1か高2のときのことなので、やつが生後1年未満のころだったと思うのですが、捨てネコだったはずのネオタに実は飼い主がいることがわかり、引き渡さなければならなくなって、愕然としていたら、目が覚めて、実は夢だとわかって胸を撫で下ろした、というものでした。こういう夢を見ると、やつの存在が非常に愛おしくなります。本人はこのような感情を夢にも思っていないのでそうが。

牙で思い出したのですが、ネオタは格闘が好きなやつで、ぼくに対してくんずほぐれつの取っ組みあいを挑んできたので、いつも手には生傷が絶えませんでした。片方の牙が折れたのは、ぼくが浪人時代のことでしたが、それでも格闘好きは留まりませんでした。学生時代、北海道で一人暮らしをしているときには生傷も消えてしまうので、寂しく思っていたものです。一方、チビタは活発でいつも走り回っていますが、格闘はしません。ネオタは床下から引きずりだしたりすると怒ったものですが、チビタは家族に対して怒ることはありません。動物診療所でイヌの患者に対して唸ったり、診察室で牙を剥いて威嚇したことはありますが、要するに怖かったからなのでしょう。個性があって面白いものです。

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