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2009年5月 4日 (月)

湿気たクリルの処理法

数日前のことですが、我が家のブラックピラニアの餌としているクリルの缶の蓋に、針で刺したような穴が開いていました。犯人は今月で生後1年になる愛猫チビタであることは明白でした。ガムテープで塞いだものの、クリルは既に湿気ており、ピラニアに与えても食べませんでした。

クリルとはナンキョクオキアミを冷凍乾燥させたもので、1980年ごろから熱帯魚の餌として市販されています。特に肉食魚を飼育する上では必要不可欠です。ぼくも中1のときにデンキナマズを飼育して以来、重宝しています。その後も、アロワナ、ガーパイク、ポリプテルス、他の大型ナマズなど、いろいろな大型肉食魚に与えてきました。現在は、ピラニアの餌にしています。

クリルは熱帯魚の餌としては、乾燥餌というカテゴリーに分類されます。生き餌と人工餌の中間的なものです。生きているオキアミをそのまま乾燥させたものだからです。したがって、これが湿気てピラニアの餌として使えないのであれば、オキアミの生命を無駄にしてしまうことになります。

ナンキョクオキアミは地球上の生物の中で最大のバイオマスを誇ると言われています。何しろ南氷洋にて、髭クジラを始めとする海獣類や、ペンギンその他の海鳥類、魚や他の無脊椎動物を養っているわけですから。特にカニクイアザラシ(名前に反してカニは食べない)とナンキョクオットセイはオキアミのみを食物としているくらいです。また、地球上で最大の動物であるシロナガスクジラの主食であることからも、いかに豊富であるかがわかります。

ぼくがピラニアに与えるために購入しているクリルの缶に入っているのはせいぜい数十匹、シロナガスクジラが1日に4000万匹のオキアミを食べているのに比べたら微々たるものです。しかし、命は命です。ピラニアが食べないというのであれば、いかに無駄なく処理するかということになります。

まず、ゴミ箱に捨てるのはNGです。燃えるゴミとして処理してしまえば、無駄になってしまいます。そこで、土中に埋めようかと思いました。そうすれば、土壌微生物に分解されて、植物の肥料となります。しかしながら、他の動物に直接食べてもらったほうが浮かばれると思い、庭にばら撒いておきました。アリなどが食料として運び去るだろうと思ったわけです。

ところが、集まってきたのは野良ネコたちでした。「ひよひよ一味」に属する茶虎が3頭もやってきて、あっという間に平らげてしまいました(「ひよ弟」自身は食べず、近くで見守っていました)。ちょっと意外でしたが、他の動物の血肉になった分、浮かばれるかもしれません。

それにしても、チビタのいたずらが、庭に出入りしている「お友達」に恩恵を施すことになってしまいました。

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