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2009年4月24日 (金)

整形外科

先々月は不眠症に悩まされ、ついに病院へ駆け込んで、睡眠導入剤を処方してもらうはめになりました。毎日飲んでいるわけではなく、どうしても眠れないときに限って飲んでいるのですが、お陰で順調に眠れるようになり、仕事にも差し支えなくなりました。

ホッとしていたら、先月から今度は肩や首の骨が痛むようになりました。首を左右に振ったりすると、骨がグキグキ音を立て、骨格全体がボキボキと音を立てて折れそうな気がします。また、仕事に支障ができてしまいました。

原因として考えられるのは、まる12年間の闘病生活で、去年まで薬漬けの生活を送っていたのですが、一応は完治したということで、毎日飲まなくてもOKということになり、急に投薬量が減ったため、体のバランスを崩したのではないかということです。他に気になるのは、高校時代に空手道場に通っていたのですが、そこの師範から、骨がズレていると、体全体の調子がおかしくなると言われており、そこではカイロプラクティックも受け付けているので、申し込もうと思い、ついでに少年時代を過ごした土地へ久々に行ってみるのもいいかなと思っていたのですが、予約が立て込んでおり、6月まで待たされるということだったので、近所の接骨院にでも行こうと考えていました。そしたら、父が以前、通院していた整形外科で診てもらえと言ったので、そこへ行ってみました。地図がなかったので、交番で道を聞いたりしながら、遠回りした挙句、辿り着きました。

受け付けで申し込むと、紙を渡され、体の症状や身長・体重・年齢はもちろんのこと、過去の病歴や副作用歴、そして職業まで書き込みました。ぼくの本職は頭脳労働系の仕事なのですが、それだけでは喰っていけないので、肉体労働系のバイトで補っています。というか、バイトのほうが生活の中心となっているのが事実ですが、建前上の本職のほうを書いておきました。書き込んで提出すると、待合室で待つようにと言われました。他の患者さんたちは、ぼくの両親と同じくらいか、もっと上の年齢層の人ばかりでした。待合室に薄型テレビが置いてありましたが、南アフリカでは殺人事件が日本の35倍、などとありました。物騒です。ぼくはいつか行きたいと思っているのですが、そのときにはどうなっているのか気になりました。

それほど待つこともなく、診察が始まりました。担当医は年輩で威厳のありそうな人でしたが、丁寧に診てくれました。職業欄を見て、「前かがみになることが多いいんでしょうねえ」と言っていましたが、詳しくは訊かれませんでした。首や肩の部分を診察して、「いい体格してるね」と言われたので、「昔、空手をやっていたので…」と答え、「そう言えば、空手の師範が、骨がズレていると支障が出ると言っていたのですが」と付け加えましたが、東洋医学の話をしたのはまずかったようです。

それから、レントゲン写真を取られました。台の上にいろいろな姿勢で写真を取られ、それを見せてもらって説明を受けましたが、頚椎の一部が変形して、脊髄を圧迫しているという、非常にわかりやすい説明でした。治療法として、リハビリ通院を勧められました。また、湿布もバカにならないと処方してもらいました。

そして、リハビリ治療を受けたのですが、まずは10kgで首を牽引されました。断続的に持ち上げられたのですが、その機械が絞首台のロープのような形をしているのです。次に、椅子に座らせられ、肩や首や背中に電極を吸盤で着けられ、電気刺激を受けました。絞首刑の次は電気椅子というわけです。こんな機械の世話になったら、自分が死刑になる夢でも見そうです(銃殺とギロチンは体験済みです。フランス語学校で、そういう夢を見たと言ったら、「誰があなたの首を斬ったのか」と訊かれたので、「シャルル・アンリ・サンソンだ」と答えました。これもその手の映画の影響です)。

初診料はかなり取られましたが、湿布を大量に処方してもらいました。その後はリハビリ通院し、絞首台と電気椅子の世話になることになりました。

2009年4月17日 (金)

Zoobooks

本日、Peregrine Fundで注文したZoobooksのBirds of PreyとEaglesが届きました。いずれも17ページの小冊子で、子ども向けの本です。この両者は、去年の10月15日の記事で紹介したワシ/猛きん類の原書です。前者は1980年、後者は1983年に初版が出ましたが、何度も再版されたらしく、手元に届いたものは、前者が2005年、後者が2007年となっていました。

値段は両冊とも2.75ドルでしたが、送料として20ドル請求されました。さらに、Peregrine Fundへの入会を勧められてしまい、年会費として25ドル支払いました。その他、若干の割引があったらしく、合計49.96ドルということになりました。

内容は、基本的には既に入手した和訳版と同じはずだったのですが、細部に違いがありました。例えば、Eaglesでは世界のワシ類をFish Eagles and Sea Eagles,、Harpy Eagles、Snake Eagles、Booted Eaglesの4グループに分けて扱われていますが、和訳版ではFish Eagles and Sea Eaglesにヤシハゲワシが含まれていたものの、今回入手の原書には含まれていませんでした。おそらく、ヤシハゲワシは結局はEagleではなくViltureという扱いに戻ったため、はずされてしまったのでしょう。英語文献でのこの鳥の扱いは、ワシ類に含める場合はVulturine Fish Eagle、ハゲワシ類に含める場合はPalm Nut Vultureという名称になります。

他にも、写真など、細部にいくつかの相違があり、和訳版を見慣れていたので、違和感がありました。日本語の書籍でもそうですが、子ども向けの本など、何度も再版を繰り返すと、写真や図版など入れ替えが行なわれることがしばしばあります。

面白かったのは、Zoobooks通信とでもいいましょうか、英語の子ども新聞のようなものが綴じ込まれていたことです。低年齢層の読者の描く猛禽のイラストなどが多数、収録されており、興味深かったです。英語圏では、子どもに対しても野生動物の魅力について熱心に普及しているのですね。

今回、この小冊子を購入したのは、和訳版を読んでから、原書ではどのような文章で書かれているのか読んでみたかったからです。翻訳の勉強をしているということもありますが、英文活字中毒者としては、原書に目を通してみる必要があると感じました。

2009年4月14日 (火)

送別会

4月8日の記事で触れましたが、バイト仲間の1人の送別会を今日、行ないました。「せっかくだから、送別会やろう」と言ったところ、言い出しっぺということで、ぼくが幹事をやることになり、バイト仲間6人から都合の良い日取りや時間帯をアンケートした結果、全員が出席可能な日は本日のみ、ということになりました。それから、電話やメールで連絡を取りあったり、場所を決めたりで、春休みの間、何だかんだ言って忙しかったです。結局、20代の男性1人が当日、都合が悪くて出席できず(彼も引っ越しで忙しかったそうです)、5人で行なうことになりました。もう1人の20代の男性は、夕方から夜は別のバイトが入っていたため、昼間にしました。場所は、フランス語学校の講師室にポスターが貼られていた この店です。

ネットでその店のHPを見てみたところ、店内は狭いものの、6人までの個室が取れるということで、さっそくその店に電話してみたところ、予約はできないので、当日に早目に来店して確保してほしいということでした。前もって、現地調査をしてみたところ、非常に小さな店でしたが、雰囲気は良かったです。そのため、30代の女性の1人に相談して、片方が当日、店に行って個室を確保し、もう片方が待ち合わせ場所で残りのメンバーをまとめて店に行く、という段取りになりました。

当日、彼女とぼくは11:30に御茶ノ水駅で待ち合わせました。まず、彼女が店に行ったものの、すぐに戻ってきました。しばらくして、もう1人の30代の女性が来ました。そこで、11:50ごろにぼくが店に行って、首尾よく個室を確保しました。しばらくして、残りのメンバーが到着しました。そして5人で送別会が始まりました。

まず、食前酒の白ワインで乾杯したあと、前菜とメインディッシュが来ました。いつものことですが、話がはずんでいました。もう1人の20代の男性は、以前は海上自衛隊にいたとかで、ぼくも水産学部時代に乗船実習があったので、敬礼のやり方について話が盛り上がりました。件の主賓の男性も、企業研修で自衛隊に体験入隊するとかいうことでした。

続いて赤ワインで乾杯しましたが、どうもぼくは酒に弱くなったのか、件の30代の女性にイニシアティヴを取られる形になりました。

宴は1時間ほどで終了しました。食事代は12,100円を割り勘にし、各自2,400円ずつですが、件の女性が2,500円負担してくれました。元自衛官の男性は現金を持っていなかったので、ぼくが建て替えました。

その後、お開きとなり、店の入り口で記念撮影したあと、フランス語学校へ行き、そこの学生食堂でたむろしていました。もう1人の女性は近くの画材店で水彩色鉛筆と色紙を買い、最初は主賓の男性に寄せ書きするはずだったのが、管理人さんに宛てて皆で寄せ書きしました。管理人さんは喜んでいました。

その後、皆はばらばらに帰りましたが、ぼくの件の女性と近くのバーで300円のカクテルを飲んでいました。その店は煙草の煙に満ちており、彼女も煙草を1本吸いました。ぼくは素面では煙が苦手ですが、酔っていたので気になりませんでした。

明日から授業と仕事が始まります。

2009年4月 9日 (木)

皇帝ナポレオンのすべて

本日、近所の書店で新人物往来社出版の別冊歴史読本の「皇帝ナポレオンのすべて」を購入しました。本体2000円プラス税でした。

この本を購入した理由は、別にどうしても読みたかったからではなく、最近、大型書店のフランス史のコーナーを見ても、ナポレオン関連本はほとんど置いていないので、今どきどのような本が出版されているのか、動向を見てみようと思ったからです。

この本はムック版で、ビジュアル詳解とあるように、カラーの写真や図版は豊富でした。しかしながら、特に期待してはいませんでしたが、内容はナポレオン本人中心のステレオタイプのもので、いわゆるナポレオニックファンにとって何ら面白味のあるものではありませんでした。というより、ナポレオニックではない普通のナポレオン好きにとってもどれだけ読みごたえがあったか疑問です。ともあれ、今の出版状況では、ナポレオンについてちょっと詳しく知ろうと思っても、手ごろの本がないので、それなりに売れたのかもしれません。

内容の中で特に拙劣なものは、「ナポレオンの私生活24時間」と「「ナポレオン逸話集」です。いずれも元創価短期大学教授の本城靖久氏の筆によるものですが、このような話題を今さら喜んで読む人がどれくらいいるのでしょうか。後者など、歴史読本が昔、出版した本に載っていた内容をそのまま再使用しています。成長のなさの見本みたいなものです。

腹が立ったのは、ナポレオンの部下将星を紹介する記事が皆無だったことです。今の流れからすると、ナポレオン本人よりも部下について知りたいという読者が増えているのではないでしょうか。せめて、ざっとでもいいから、元帥列伝みたいなものを期待したいものです。いや、年季の入ったナポレオニックファンならどの本を読めばよいのか心得ているわけですが、初心者には簡単にでも元帥たちのプロフィールを紹介すべきだと思うのです。

ナポレオンの兄弟たちの記事がありました。ここでは当然、ジェロームも紹介されているのですが、ワーテルローについて以下のように記されていました。

「ナポレオンがエルバ島から脱出すると、ジェロームはパリに駆けつけた。1815年6月、ワーテルローの戦いではジェロームは勇敢に戦い、腕に敵弾を受けている。敗れたナポレオンが戦場を離脱するまで戦場に踏みとどまっていた。そこにいたのは日ごろの軽薄な遊び人とはまったく違う、凛々しい戦士だった」

それはいいのですが、ジェロームが兄貴の意図を理解せず、ウーグーモンでヘマをやった話をすっ飛ばすのはどうでしょうか。彼は師団長だったのだから、師団長として相応しい働きをしたのかどうか書かなければ、軍人としての評価にはなりません。「ウーグーモンを語らずして、ワーテルローのジェロームを語るなかれ」と言いたいです。

唯一、読みごたえがあったのが、「ナポレオンは名将か? 凡将か?」という記事です。海上知明氏の執筆で、「ヨーロッパの風雲児を『孫子』で斬る」というものです。これも軍事学的にどこまで正確なのかよくわかりませんが、ナポレオンは「孫子の兵法」を読んでいない、あるいは読んでいたとしても参考にはしていなかった、と解説されていました。ナポレオンが「孫子」を読んでいた、なる俗説がありますが、彼の戦術や戦略を見る限り、とても参考にしていたとは素人目にも見えないのです。一般向けのステレオタイプ本としては思い切った企画だったようです。

最近は出版不況だと言われていますが、書店でブックハンティングをしていても、出版社は本当に読者にとって面白い本を出す気があるのか、と言いたくなります。図書館などで昔の本を漁ると、びっくりするほど面白い本に巡り合えたりするのですが、今の出版社には昔のような元気はないのでしょうか。

2009年4月 8日 (水)

悪夢

去年の10月、つまりアメリカ旅行から帰国してから、フランス語学校でバイトを始めて半年になります。正確には、8月に別のバイトで熱帯魚の世話をしている最中に、そのバイトの終了後を読んで、フランス語学校のバイトに登録し、9月上旬に初仕事があったわけですが。ともあれ、半年間続けて、バイト環境は“第2の家庭”みたいなものになりつつあります。

バイト仲間のことについてです。現在のバイトに登録しているのは10人近くいるのですが、常時、勤務しているのはぼくを含めて6人です。ぼくの他、20代の男性が3人と、30代の女性が2人です。皆、この学校の学生または元学生です。他に、40代の女性がおり、ピンチヒッターとして入ることがあります。そういえば、最近になって18歳の平成ボーイが新人として登録しました。

この常時バイトの6人ですが、20代の3人はいずれも前途のある若者ですが、30代の3人は一般社会でのドロップアウト組です。ぼくは長年の闘病生活が終了したため、仕事しなければ…というわけですが、他の2人もそれなりに事情を抱えています。プライヴァシーに関わることなので、詳しくは書けませんが。

そのバイト仲間のうち、20代の男性が今月で辞めることになりました。彼は大学院生だったのですが、新年度から社会人になるという、至極まっとうな理由です。そこで、ぼくが「せっかくだから、送別会をやろう」と言ったところ、言い出しっぺということで、幹事を引き受けることになってしまいました。

そもそも、ぼくは幹事という役割には疎い人間です。大学のサークルでも、いつも誰かしらの立てた企画にくっついていくだけでした。2回ほど、自分で企画を立てたことがあります。1回目は、札幌近郊の博物館で開催されていた「秦の始皇帝とその時代展」を見に行くというもので、2回目は、札幌駅周辺のデパートで開催されていた「ナポレオンとジョゼフィーヌ展」を見に行くというものでした。内容が内容だけに、前者はぼく自身の他は2人、後者は1人だけ(つまり、さしで見学)という寂しさでした。ただ、参加者ゼロでなかっただけ幸いなのかもしれません。そういうわけで、あまりそのような企画の立案には自信がなかったのです。余談ですが、大学のサークルで、法学部のやつが「刑事裁判を見学する」という企画を立てたことがあります。ぼくは参加しませんでしたが、行ったやつの話によると、結構生々しかったそうです。

そういうわけで、自分で幹事を引き受けることになり、結構プレッシャーでした。そのせいか、今朝方、とんでもない悪夢を見て、うなされました。

内容は、そのフランス語学校のバイト6人で、20代組と30代組の二手に分かれて殺し合いをやるというものです。各々が迷彩服に身を包み、自動小銃に着剣して、その学校の建物の中で戦闘行為をしたわけです。まあ、サヴァイヴァルゲームのようなものですが、夢の中では殺し合いという設定になっていたので、恐怖と隣合わせでした。校内で敵兵(?)に遭遇すると、物陰に身を伏せた状態で、自動小銃を乱射していました。さすがに銃剣突撃はしませんでしたが。ナポレオン戦争における銃撃戦とはまったく別の様式でした。

目が覚めたときには体がぐったり疲れきっていましたが、しばらくして夢だとわかり、ホッとしました。

なぜ、そのような夢を見たのかよくわかりません。バイト仲間の1人が元自衛隊員ということにも起因するのかもしれません。

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