The Battle of Quatre Bras 1815
本日、Amazon.co.jpに注文していたMike Robinson著のThe Battle of Quatre Bras 1815が届きました。数日前に入荷したというメールを受け取ったものの、本当に入ったのか半信半疑でした。しかしながら、送金したら、今日出荷したというメールが来て、つい先ほど配達されました。ハードカヴァーの400ページで、4484円でした。
本書は1815年のワーテルロー戦役で、6月18日の決戦の2日前の16日に行なわれたカトル・ブラの戦いについてのまる1冊の本です。ウェリントン公爵靡下の連合軍が守備していた要所である十字路とその周辺を、ネイ元帥率いるフランス軍が何度も攻撃したものの、連合軍が守り切った結果に終わりました。死傷者は連合軍が4700名で、フランス軍の4300名を僅かに上回り、引き分けのように見えますが、戦略的には連合軍の勝利ということになっています。その後、同日リニーの戦いでプロイセン軍を撃破したナポレオンがネイと合流したため、ウェリントンはワーテルローまで撤退せざるを得なくなるのですが。
ぼくは自称「ワーテルローだけの男」ですが、モン・サン・ジャンで行なわれた決戦のみならず、この戦役における他の戦闘(小競り合いも含む)にも興味があります。ナポレオン最後の勝利となったリニー、グルーシー元帥の戦術的勝利であったワーヴルもそうですし、6月15日に国境を越えたフランス軍とプロイセン軍を主体とする同盟軍の前哨戦、さらに17日のジュナップにおける英仏同士の主に騎兵同士の接触などもそうです。その中でも、カトル・ブラは格別です。何と言っても、ネイVSウェリントンだからです。ネイ元帥はナポレオンの部下の中で一番好きな人物で、ウェリントン公爵はナポレオンの敵の中で一番好きな人物だからです。しかも、騎兵に不足する連合軍に対して次々と騎兵突撃を繰り出すフランス軍の戦術にもそそられるものがあります。
さて、届いたものの、これから出勤しなければなりませんし、明日以降も連日の仕事で忙殺されることになるので、ゆっくり読んでいる時間的余裕はありません。そこで、この本を入手するまでの苦労話を書いておきます。
この本の存在を知ったのは、2006年の秋ごろだったと思います。しかしながら、Amazon.comおよびAmazon.co.ukでは取り扱っていないと表示されていました。2005年に出版されたようでした。この年の6月にワーテルローの古戦場へ行ったのですが、売店の書棚を見てもありませんでした。唯一、Amazon.co.jpのみで予約受け付けをしていたので、申し込みました。しかしながら、ずっと待たされ続けていました。Amazonでは扱っていないのか、古戦場の売店に問い合わせたら入手できるかとも考えました。2007年にはAmazon.caで予約を受け付けていたのですが、こちらも没でした。2008年にAbeBooksで検索したら、ドイツの書店で出品していたので、注文しましたが、送られてきませんでした。結局、今年になってようやく出版されたようで、3年近く待たされた挙句、やっと入手できました。
他にも、Christopher Bassford著のOn Waterlooなる本もなかなか出ないようです。単に著者が執筆がはかどらないのかもしれません。気長に待つつもりです。


最近のコメント